はじめに:突然やってくる「魔の2歳児」
「うちの子、急に何を言っても“イヤ”しか言わない…」
そんな経験、育児をしていれば一度は通る道ではないでしょうか?
我が家の双子にも、1歳半を過ぎた頃から徐々に“イヤイヤ”の兆候が見え始め、2歳を迎える頃にはまさに「イヤイヤ期」真っ只中に。
でも実は、この時期の「イヤ」は子どもの成長の証。
自我が芽生え、自分でやりたい!という強い意思表示の現れでもあります。
この記事では、我が家がどのようにイヤイヤ期を乗り越えたか、その過程で試した工夫や気づきをたっぷりご紹介します。

「イヤイヤ期」の代表的な場面と我が家の反応
① 着替えを嫌がる
「服イヤ!パジャマのままがいい!」
【我が家の工夫】
- 子どもに選ばせる:「ピンクのTシャツと、うさぎのTシャツ、どっちにする?」
→選択肢を与えることで、“自分で決めた”感覚を持たせました。 - ぬいぐるみにも着替えさせて「一緒にお着替えしようね」と誘導。
② ごはんを拒否する
「おにぎりイヤ!」「これじゃない!」
【我が家の工夫】
- 一緒に作る:「ごはん握ってくれる?」とおにぎり係に任命。
→自分で握ったご飯は、不思議とパクパク食べる。 - 皿をキャラクター皿に変更して「アンパンマンも食べてるよ!」
③ お風呂イヤ
(お風呂記事で詳述するのでここでは簡単に)
- 好きなおもちゃを投入し「○○ちゃんが先に泳いじゃうかも!」
④ お出かけ準備で大泣き
「靴下イヤ!ベビーカー乗らない!」
【我が家の工夫】
- 外に出ると楽しいことがあると予告する
「今日は電車見に行くよ」「滑り台まで競争しよう!」など。 - 靴下もお気に入りキャラの柄に変更。履く楽しみを演出。
意識していた3つの心構え
1. 「否定しない」を最優先に
「イヤなのね」「○○したかったんだね」と気持ちを言語化して代弁。
→子どもも「わかってもらえた」と安心し、落ち着くことが増えました。
2. 「切り替え」の達人になる
気持ちが収まらないときは、話題を変える!
「そういえば今日ね、パパがへんな顔してたよ〜」など、クスっと笑える話題で脱線して切り替える力も重要です。
3. 「完璧を目指さない」
全部に対応するのは無理。
泣いてもいい、ぐずってもいい、今日一日なんとか乗り越えたらOK!とゆるく構えました。
乗り越えた今、思うこと
今では「イヤイヤ期なんてあったね」と笑える思い出になりました。
当時は大変でしたが、子どもの“初めての自己主張”に向き合った大切な時間だったと思います。
「いや!」という言葉の裏には、「本当はこうしたい!」という小さな心の声が詰まっています。
それに耳を傾け、一緒に悩み、寄り添ってあげるだけでも、子どもは少しずつ前へ進んでくれます。
まとめ
- イヤイヤ期は“成長の証”
- 気持ちを代弁し、否定せず向き合う
- 選択肢を与えたり、遊び心で切り替える工夫も効果的
- 完璧を目指さず「今日はこれでOK」とゆるく考えることも大切
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